[notTech]音楽を聴いているのに疾走感を覚えるのは何でだろう?
連休前から連休後にかけて、少しずつ読んでいた本の「覚えておきたい文章」を書いておく。
以前は「本のページを折る輩は倒れた本棚の下敷きになってしまえ」と思っていたのだけれど、最近はあまり抵抗がなく、むしろ「大事なページを忘れるくらいなら折ってしまえ」状態です。
物よりも文字よりもそこから伝わる中身の方が大事に思えるからかも知れません。
本も文字も器でしかなくて、その中にある言葉は液体なんですね。(その揮発のし易さはアルコールに近いのか?)
先ずは「脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)」、タイトルに数字を入れるとキャッチーになる、という手法を知って以来、この手の「○つの云々」という本は避けていたのだけれど、これは当たりだった!
「脳の基本回転数を上げるには、時間の制約が必要」ということです。(中略)もちろん、どうしても時間内には終わらず、残業になったり、持ち帰り仕事になったりすることがあるのは仕方がありません。しかし、それを当たり前にしてはいけない。時間の制約を最初から意識しているのといないのとではまったく違います。特に上司が「時間をかければ」の発想で仕事をしていると、部下も会社から帰れなくなる。全体に能率の悪い組織は、そういう悪習慣を持っているものではないでしょうか。
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書) P36-P42より引用
最悪なのは「忙しいから寝る時間を削る」という発想です。もちろん、どうしても睡眠時間を削らなければならない状況もあると思いますが、それを当たり前にしてはいけません。睡眠時間を削ることは、記憶が定着する時間、思考が整理される時間を削ることと同じだと考えて下さい。しかも疲労も回復されにくいので、起きている間にも脳がよく働かない。その蓄積が、やがて物忘れや思考の混乱となって表れます。
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書) P51-P52より引用
情報を意識的に脳に入れるためには、基本的に、その情報を出力する、いつか人に伝えるという前提が必要です。(中略)情報を後で人に伝えようと思っていれば、要点を意識的に捉えて、脳に入れようとするでしょう。そうすると、その要点を断片として、文章や話の全体も思い出しやすくなる。
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書) P114-P115より引用
自分の話が本当に相手に理解されているかということを常に気にかける姿勢を持って下さい。「自分の話が通じないのは女房が悪い」「話が伝わらないのは上司が悪い」と考えてしまっていないでしょうか?(中略)相手のせいで伝わらないと考えるのではなく、自分の感覚で話すと理解してもらえない相手にどうやって理解してもらうか。伝わらないとしたら、なぜ伝わらないのか。それを考えながら話す、また、理解してもらえなかったら理解してもらえるように話し直すという習慣を持つことが大切です。
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書) P139より引用
印刷してオフィスのあちこちに貼りたいくらいですね。
次は「失敗は予測できる (光文社新書 313)」、過去に起こした自分の失敗や他人の失敗から類似ケースを予測して防ごう、という考え方について述べた本。
今後、仕事をしていく上で念頭に置いておこうと思ったのは、
「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない」
(You can take a horse to water, but you can't make him drink.)
というP65の一文。
無理やりやらせるような仕組みを作っても、必ずその仕組みは滅ぶんだよな、という最近の僕なりの教訓です。
エンジニアが安全装置を準備していたにもかかわらず、オペレータが面倒だとか邪魔だとかいう理由でそれを解除することはよくあることである。(中略)つまり、エンジニアは良かれと思って安全装置を設計しても、オペレータの安全意識が欠如していると、それを自発的に使わなくなり、意図どおりに事故が防げなくなる。
失敗は予測できる (光文社新書 313) P65-P66より引用
次がフューチャリスト宣言 (ちくま新書 656)」。
この本はどの部分のこの文章が、とかではなくて、全て読み終わった後にものを見る視点が一つ増えるような本だと思う。
大人が色々試して、自分で人体実験して楽しそうなのはいいことだよね。
あとは「おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書 55)」、これも面白かった。
途中までこの本の作者と、Life is beautifulを書いている人が同じだとは気付かず・・・本もブログも「誰が書いたのか?」を気にしないで読んでいるので、あまり筆者の名前を気にしたことがなかったのです。
「え、あ、同じ人なんだ!」と驚きました。
あるエンジニアの人に、仕事人にはふたつのタイプがいるという話を聞いたことがあるんだ。「上を見て」仕事をするタイプと、「天を見て」仕事をするタイプ。上司の顔色が直近の自分の損得だけで動くのが「上を見て」仕事する人。「天を見て」仕事をする人は、会社が上司のためではなくお客様のためにいい仕事をする、この技術が未来につながるとか社会的に必要だという美学を貫き、自分の信条を持って動く。
おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書 55) P191より引用
あと死後のブログの話も面白かったな、私が書いた文章はどれくらい残るのかな、100年?200年?Internet Archiveの活動はいったい何年続くのだろう?
以前は「本のページを折る輩は倒れた本棚の下敷きになってしまえ」と思っていたのだけれど、最近はあまり抵抗がなく、むしろ「大事なページを忘れるくらいなら折ってしまえ」状態です。
物よりも文字よりもそこから伝わる中身の方が大事に思えるからかも知れません。
本も文字も器でしかなくて、その中にある言葉は液体なんですね。(その揮発のし易さはアルコールに近いのか?)
先ずは「脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)」、タイトルに数字を入れるとキャッチーになる、という手法を知って以来、この手の「○つの云々」という本は避けていたのだけれど、これは当たりだった!
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「脳の基本回転数を上げるには、時間の制約が必要」ということです。(中略)もちろん、どうしても時間内には終わらず、残業になったり、持ち帰り仕事になったりすることがあるのは仕方がありません。しかし、それを当たり前にしてはいけない。時間の制約を最初から意識しているのといないのとではまったく違います。特に上司が「時間をかければ」の発想で仕事をしていると、部下も会社から帰れなくなる。全体に能率の悪い組織は、そういう悪習慣を持っているものではないでしょうか。
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書) P36-P42より引用
最悪なのは「忙しいから寝る時間を削る」という発想です。もちろん、どうしても睡眠時間を削らなければならない状況もあると思いますが、それを当たり前にしてはいけません。睡眠時間を削ることは、記憶が定着する時間、思考が整理される時間を削ることと同じだと考えて下さい。しかも疲労も回復されにくいので、起きている間にも脳がよく働かない。その蓄積が、やがて物忘れや思考の混乱となって表れます。
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書) P51-P52より引用
情報を意識的に脳に入れるためには、基本的に、その情報を出力する、いつか人に伝えるという前提が必要です。(中略)情報を後で人に伝えようと思っていれば、要点を意識的に捉えて、脳に入れようとするでしょう。そうすると、その要点を断片として、文章や話の全体も思い出しやすくなる。
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書) P114-P115より引用
自分の話が本当に相手に理解されているかということを常に気にかける姿勢を持って下さい。「自分の話が通じないのは女房が悪い」「話が伝わらないのは上司が悪い」と考えてしまっていないでしょうか?(中略)相手のせいで伝わらないと考えるのではなく、自分の感覚で話すと理解してもらえない相手にどうやって理解してもらうか。伝わらないとしたら、なぜ伝わらないのか。それを考えながら話す、また、理解してもらえなかったら理解してもらえるように話し直すという習慣を持つことが大切です。
脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書) P139より引用
印刷してオフィスのあちこちに貼りたいくらいですね。
次は「失敗は予測できる (光文社新書 313)」、過去に起こした自分の失敗や他人の失敗から類似ケースを予測して防ごう、という考え方について述べた本。
今後、仕事をしていく上で念頭に置いておこうと思ったのは、
「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない」
(You can take a horse to water, but you can't make him drink.)
というP65の一文。
無理やりやらせるような仕組みを作っても、必ずその仕組みは滅ぶんだよな、という最近の僕なりの教訓です。
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エンジニアが安全装置を準備していたにもかかわらず、オペレータが面倒だとか邪魔だとかいう理由でそれを解除することはよくあることである。(中略)つまり、エンジニアは良かれと思って安全装置を設計しても、オペレータの安全意識が欠如していると、それを自発的に使わなくなり、意図どおりに事故が防げなくなる。
失敗は予測できる (光文社新書 313) P65-P66より引用
次がフューチャリスト宣言 (ちくま新書 656)」。
この本はどの部分のこの文章が、とかではなくて、全て読み終わった後にものを見る視点が一つ増えるような本だと思う。
大人が色々試して、自分で人体実験して楽しそうなのはいいことだよね。
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あとは「おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書 55)」、これも面白かった。
途中までこの本の作者と、Life is beautifulを書いている人が同じだとは気付かず・・・本もブログも「誰が書いたのか?」を気にしないで読んでいるので、あまり筆者の名前を気にしたことがなかったのです。
「え、あ、同じ人なんだ!」と驚きました。
あるエンジニアの人に、仕事人にはふたつのタイプがいるという話を聞いたことがあるんだ。「上を見て」仕事をするタイプと、「天を見て」仕事をするタイプ。上司の顔色が直近の自分の損得だけで動くのが「上を見て」仕事する人。「天を見て」仕事をする人は、会社が上司のためではなくお客様のためにいい仕事をする、この技術が未来につながるとか社会的に必要だという美学を貫き、自分の信条を持って動く。
おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書 55) P191より引用
あと死後のブログの話も面白かったな、私が書いた文章はどれくらい残るのかな、100年?200年?Internet Archiveの活動はいったい何年続くのだろう?



